AEROCABINⅡ

 

多少開閉を詳しく。

 

さてそれでは多少詳しく開閉に関して見ていきます。まずはこの場面。オフではあまり気にしていませんでしたがパネル裏面にドアストライカーのようなものが付いています。
この前も書きましたがこの灰色の防水マットの下に仕掛けの大部分が隠れているようですので私はそれを見たいのです。でもそれはまだもうちょっと先の話です。

 

ヒンジ部分には何やらワイヤーが見えていますね。また開閉時のアラーム用のスピーカー(丸っこいやつ)が見えています。

 

よく見ると先ほどのワイヤーとは別にもう一本見えます。何でしょう?答えは後ほど。

 

さて続いてこの場面。ルーフパネルが動き始めました。私が想像していた以上にリアガラスの支点が上方にあります。リアフェンダーが段付きになって少し高さが増しているのもそうですが多分収納時に問題になるのがリアのストラットタワー部分。これをかわすためにそうなっているのではないかと。

 

そしてさらに開いていいくとこうなる。写真上部中央の棒みたいなものでルーフパネルを支えています。どうやらヒンジの開閉速度とこの支柱の動く速度が密接に関係しているようです。
また写真左の垂直に立っている板をトノカバーと呼び、トランクパネルの動きと連動しています。

 

このトノカバーはトランクパネルの開閉モーターに接続されているワイヤーで開閉しているようです。先ほどのヒンジに付いていたのがこれですね。
ちなみに先ほどの写真に映っていたもう一本のワイヤーはトランクパネルを手動で開閉するためのロック解除レバーに繋がっています。

 

トランクパネルを閉じるとこのようにトノカバーも閉じます。この写真で重要なのはリアガラスの下の方はトランクパネルの方にくっついているということ。だいたい今までの重要事項をまとめると

ルーフパネルが先端を少し残して開閉する
クォーターガラスを縮めてルーフパネルの長さを抑えている
Cピラーの角度を急にしてリアガラスの長さを抑えている
トランクパネルにリアガラスの下端部を付属させている

という4点をもってルーフパネル、リアガラス、トランクパネルの長さをそろえて綺麗に格納しているようです。

 

さてこの残った骨組にも色々注目する点があります。

 

まずはこの溝。ルーフパネルを支えている支柱が通るところです。ここを良く見てみるとレールネジのようなものが見えます。これが相当重要な気がします。

 

レールの先端にはリミットスイッチが見えます。

    

 

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機構的な部分はまた後ほどじっくりと・・・。

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