ヘタレ20号 その15

 

クランクプーリー撤去、オイルシール交換

 

クランクプーリーのボルトが外れましたのでプーラーを使ってプーリーを外します。

 

クランクプーリーのボルトを外すまではラジエーターが付いたままでも何とか作業できますが、プーラーを使う場合はスペース的に難しかったのでラジエーターを外した次第です。

どちらにしろオイルシールを打ち込んだりするときにラジエーターがあると邪魔なので外して作業したほうが綺麗な仕事が出来ると思います。急がば回れでしょうか。

 

さてクランクのオイルシールはタイミングベルトカバーの下側を外す必要があります。そのため外そうとしました・・・

 

しかし構造的にACコンプレッサーのブラケットが一番手前にあるためにコイツが邪魔です。『もうなんだよ、オイ』って感じです。

 

全く関係ないのにACコンプレッサーをブラケットごとエンジンから切り離します。そうするとタイミングベルトカバーを外せました。

 

あとはクランクとオイルポンプのタイミングベルトプーリーを外せばOK。

 

ようやくオイルシールにアクセスできました。クランクのオイルシールも怪しいのですが・・・

 

オイルポンプ用のシールが最も怪しい。

 

オイルシールを撤去。

 

新旧比較。

 

オイルシール打ち込み。

 

ヘタレ号ですが過去の少なくとも1度はオイルシールの交換をしているようです。オイルシールを打ち込んだ際にハウジングまで叩いて縁がガタガタになっています。

写真でも分かるくらいなので実物は酷いです。素人がやってもここまで傷だらけにする方が難しいです。慎重にやらずに雑にやったんだろうなと予想が付きます。

    

 

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カムシャフトのオイルシールは漏れの形跡が無かったので交換していません。

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