作業日誌 2006.03.18

 

クラウンエステートのテール加工

 

ニーマルバカの元になぜか届いたクラウンエステートのテール一式。確か型式JZS17#系のものでクラウンアスリートのワゴンだったかな。通常はZ20ソアラ以外のパーツ加工や製作は請け負わないが条件によってはこの限りではない。

条件とは
1.とりあえず自分で色々考えて実際にやってみた
2.自分で加工してみたいがどうしても出来ない事情がある
 (極端な話、事故で片腕を失くしたとか)
3.たとえ失敗しても一切ノークレーム
などなど。

詳しくは書かないが今回こういう方から『是非ともハーフクリアテールに加工していただきたい』というお願いがあり、本当は時間が無いのでお断りしたいが請け負ってしまった。
しかもあまり何も考えずに請け負ったためテールが4分割であることは届いてから知ることになる( ̄▽ ̄;)!!ガーン。

 

そしていきなりこの状態。写真では一気に透明レンズが外れて、さも簡単そうに見えるが実際にはここまでで半日ほど掛かっている。最初はテールをじっくり観察するだけで約1時間。最善の加工方法をアレコレ考えて約1時間。実際に取りかかってもうまくいかず加工方法の変更・・・。
当初、オレンジレンズを裏側から慎重に叩き割って取り除く方法を考えたが無理であることに気がつき挫折。次に裏面を切って取り除く方法を考えたがこれまた構造上無理であることに気がつき未遂に終わる。そして最終手段としてクリアレンズを割らずに除去することに挑戦。そして成功ヽ(*^▽^*)ノ。
ちなみにこの透明レンズは土台となる黒い樹脂に溶着してあり、ソアラのように接着剤の部分を暖めて外れる構造ではありません。Z20でいえばフロントサイドウインカーと同じ構造です。

 

透明レンズに続いてカラーレンズの撤去。これは見えない部分に数箇所ツメがありますので無理に外そうとすると割れます。

 

次はオレンジのレンズ部分を撤去しないといけません。ただこれがまた曲者。

 

オレンジとレッドのレンズは溶着してあります!。なのでテール裏側を少々切ったところでオレンジのレンズを取り外すことは不可能です。

 

しかもこのカラーレンズ類は割れないような柔らかい素材で出来ていますので割って取り除くことも不可能です。写真は試しにツメの部分をねじってみたところです。
ちなみにオレンジのレンズ裏側の無数の傷はオーナーさんが挑戦した時に付いた傷だと思います。多分裏側の電球の穴から突いて割ろうとしたのでしょう。

 

慎重に切り離します。ちなみに全作業は私の部屋でやっております。時々息子が乱入してくるという恐ろしい環境です(笑)。

 

そして元に戻すとハーフクリアテール。まだクリアレンズを固定していませんので完成予想図です。

 

もちろんこんな感じでオールクリアにも出来ます。ちなみに失敗しようが途中で投げ出そうがノークレームですので本来プレッシャーなど無いはずですが、もちろんできるだけ完成させて喜んでもらいたい一心でやっております。
ただテールがこの一式のみでスペアーなど当然ありませんし、ましてやクラウンのテール加工など初めてですので慎重な作業の連続です。

 

 

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肉体的というより精神的に疲れます。

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