スーパーターボへの道 その1

 

序章

 

さあ格好良く『スーパーターボへの道』と題していますが、この企画は『その10』くらいまで続けばいいやという程度のお遊びです。内容はその名の通り『タービンとスーパーチャージャーを同時搭載した1Gエンジンを作ってみよう!』というものです。
出来るか出来ないかとかそんなものは一切関係ありません。事前に情報収集もある程度必要ですが、実際に自分でやってみなくては何も分かりません。だからやってみますヽ( ̄∀ ̄)ノ。
写真は見ての通り1G-GZエンジンです。詳細はそのうち分かってくると思いますが、このカムカバー周りのデザインは格好良いと思います。

 

さて、『なぜ1G-GTZエンジンを目指すのか?』というと別に1G-GTエンジンの低回転時のトルクを稼ぎたいからとかそういう目的ではありません。1Gエンジンを選んだ時点でそんなものは考えていません。じゃあ『なぜやるのか?』というと単に『おもしろそうだから』というだけの理由ですヽ( ̄∀ ̄)ノ。
写真は1G-GZエンジン搭載のクラウンです。部品取りとして3万円で中古車屋から買ってきました(ちなみに店頭では10万円の値札が付いていました)。エンジン買ったら車体が付いてきたって感じです。たとえ完成まで辿り着けなくても勉強代と思えば安いもんでしょう。

 

初めてスーチャー付きの車に乗ってみましたが想像以上に低回転時のトルクがあります。極端に言うとアクセル踏んだ瞬間からブーストが0.4kg/cm2くらい掛かった1G-GTエンジンのような感じでしょうか。ただ高回転では物凄く伸び悩みますね、確かに。
逆に言うと峠を走る人には扱いやすいエンジンだとも思います。いくらターボラグの少ないタービンといえどスーチャーの比ではありません。まあ当然といえば当然ですね、直接エンジン動力を使って回してるんですから。もちろん直線の多いサーキットなどではすぐに頭打ちになって逆に負荷となり全然ダメ(ターボ車と比べたら)でしょうね。
そのため1G-GTZエンジンが実現でき、スーチャーのON/OFFをしている電磁クラッチと吸気のバイパスバルブの開閉を的確に制御して、スーチャーとターボの良い部分だけを取り出せると面白い1Gエンジンになると思います。

 

事前の情報収集もしたのですがスーパーチャージャー自体の情報が少なく、ほとんど分からない状態のままです。制御に至っては唯一市販された『マーチスーパーターボ』の資料を探して参考にするしかありません。前途多難です。ちなみにマーチスーパーターボは当時のレースシーンで大暴れしたそうです。

 

この企画、いつまで続くか分かりませんが物凄く気長にやるつもりです。前回のレストア企画の時は乗れるソアラが無かったので怒涛のごとく進めましたが、今回はガルちゃんがいるからのんびり遊びながらやります。
明日20日は九州合同オフというのにガルちゃんを洗車せずにクラウンを洗車して、エンジンルームを眺めて1日を過ごしたというのはココだけの秘密ですヽ( ̄∀ ̄)ノ。

 

 

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やらずに出来るはずもない  
 やって出来ないことはない
  やれることからやってみる

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