各種測定をします。
![]() |
| 私は腰下をいじったことはありません。そのため腰下に関する全ての知識は仮想であり、ネット上の情報やら雑誌やら噂やらを基に『多分皆がそう言って(書いて)いるからそうだろう』程度の何とも情けないショボクレタ知識です。 せめて少しは実作業に基づく能書きをたれたいので素人ながら出来る範囲のことを色々やっていきたいと思っております。 |
![]() |
| まずは各種の測定からしていきましょう。何はともあれこれが基本中の基本でしょう。最初にメタルクリアランスから測定したいと思います。 |
![]() |
| 測定するにはコンロッドの穴径とクランクの軸径を精密測定器を使って測定したら良いのですが、そんなものを買う余裕はありません。しかもそう頻繁に使うものでもありませんし。 そこで登場するのがこのプラスチゲージ(正式名称なのか?)。こいつは測定器具の一種でありますがリトマス試験紙(書いてて懐かしい)と同じように使い捨てです。値段は数百円です。 |
![]() |
| 写真のようにメタルと同じくらいの幅で切って中を開けると細い一本の棒みたいなものが入ってます。こいつをメタルとクランク軸との間に置き規定トルクで締め付け、どれくらいの幅で潰れたかを見るというものです。 潰れた幅が大きければ隙間が狭く、小さければ隙間が大きいということが分かります。物凄く原始的だと思います(^_^;)。ただ貧乏人の僻みではありませんが直径と内径を測定してその差からメタルクリアランスを見るよりも、こちらの方が実際に取り付けた状態での隙間を見ることができますので『お手軽な上に現実的だよなあ』と思っています。 |
![]() |
| 早速プラスチゲージをメタルで挟んで規定トルクで締め上げます。 |
![]() |
| そしたらこんな感じ。写真では見にくいですが薄っすらと潰されたプラスチゲージの緑の帯が見えています。 |
![]() |
| こちらの方が何とか見えますかね・・・。 |
![]() |
| プラスチゲージの良いところは実際の使用状況での隙間を測定できるのはもちろんのこと、一度の作業で偏磨耗しているかどうかも一目瞭然なところです。 |
![]() |
| 実際の測定値というのはプラスチゲージの入っていた袋に印刷されている縞模様をこんな感じで当ててみて同じくらいの幅のものを探します。そしてそこに印字されている数値が測定値となります。 プラスチゲージの欠点といえばこの数値が飛び飛びになっている点でしょうか・・・。どういうことかというと実際には『0.038mmより大きく0.051mm』よりは小さいといった感じでしか測定値を得られません。 |
![]() |
| メタルを外してじっくり見てみると色々なことが分かってきます。当然といえば当然ですが子メタルは上側が磨り減っているようですし、回転方向に対してどちら側が磨り減りやすいかなどが見えてきます。 |
![]() |
| スラスト方向のガタも測定しようとしましたがダイヤルゲージの足が短すぎました。後日、長い足を買ってきて測定しました。 そいで肝心な測定値ですが全て修理書の基準値以内でした。でもやはりというか何と言うかクランクプーリーに一番近いNo.1親メタルやクランクシャフトのブレを抑えている?No.4親メタルは結構クリアランスが大きくなっていましたのでメタル類は全交換したいと思います。 |
-----------------------------------